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アメリカンラガーとは
アメリカ発祥のラガー(下面発酵)のビール。大手メーカーの国産ビールとよく似ている。色が薄く、やや軽い感じでさらなるグビ飲み系。素人にはその差が分かりにくい。
牛乳で言うと低脂肪乳と言えば分かりやすいかも?
中南米や東南アジアなど、熱帯・亜熱帯地域ではこのスタイルのビールが多い。
アメリカンラガーの特徴
苦味は一般に中程度以下、弱いものが多い。ボディはとにかくライトボディ、場合によっては水のように感じるほど。「喉越し命」のビールだが、炭酸がキツく飲みにくく感じるものもある。
最適温度は7℃。よく冷やして。
代表的な銘柄
バドワイザー(キリンのライセンス生産)、クアーズ、ミラースペシャル(アサヒのライセンス生産)などが国内で多く流通する。
細かい分類
- アメリカン・ラガー
- 色や味が薄い。炭酸がキツい。アメリカンの基本。
- アメリカン・ライトラガー
- さらに軽いラガー。カロリーを抑えたもの。本当に水のようなものもある。
- アメリカン・プレミアムラガー
- アメリカの地ビールメーカーが造るスタイル。普通のピルスナーに近い?
- アメリカンスタイル・アンバーラガー
- 濃色版。赤〜銅色。
- アメリカンスタイル・ダークラガー
- 濃色版。銅〜茶色。
- トロピカルスタイル・ライトラガー
- 中南米やオセアニアの島々で造られる軽いビール。アメリカン・ライトラガーに近い。
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